むかでの図書館

新人司書のノロノロ日記

レファレンスがありました(#^.^#)

ハリー・ポッターありますか?」

 今日は少し天気が崩れて、変なお天気でしたね。

本日は午後からの出勤。選書と図書館だよりを進めようかと考えながら出勤しました。

 

 5,6時間目。3年生は選択授業の時間です。

カウンターで選書のための資料を見ていると、一人の女子生徒がやってきました。

「あの……ハリー・ポッターありますか?」

まず思い浮かんだのは、もちろん小説のハリー・ポッターです。目の前の端末で検索すると、それ以外にもハリー・ポッターの本があることがわかりました。

 

「日本語に訳された、小説でいいですか?」と私。

「それ以外にも、あるんですか?」という生徒に検索結果を見てもらいました。

彼女が気になったのは、『ハリー・ポッターの世界 大冒険への忍びの地図』(教文館)

という本。見たことがない、と大興奮の彼女と書架を見に行きました。

 

話をしてみれば、ハリー・ポッターの世界が大好きとのこと。

手に取った本を見て、とても喜んでくれました。近くにあった小説も案内。

「文字が小さそう」と心配そうでしたが、中を見て「これなら読める!」とまたも大興奮。

私もついつい嬉しくなり、「私も家に全部持ってるよ」と話してしまいました^_^;

「映画にはない呪文や道具が出てくる」「もっとあのシーンが詳しく書いてあるよ」

などなど、話は盛り上がり……

 

普段、読書をしないようで、活字に抵抗があった様ですが、最後は閲覧室で夢中に「ハリー・ポッター」を読んでいました。

 

うーん、嬉しい笑

 

やはり、レファレンスで利用者の方と協力し、疑問解決や資料探しをしているときが、一番楽しいですね。

 

少しは役に立てたのかしら。

今日のことが、彼女の楽しい1日を作る手助けになっていれば、すごく嬉しいです。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

【レファレンスサービス】

 図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、図書館員が情報そのものあるいはそのために必要とされる資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務である。(ウィキペディア引用)