むかでの図書館

新人司書のノロノロ日記

むかでの図書館【自己紹介】

 

初めまして、むかでです!

 皆様初めまして。このブログに辿りついていただきありがとうございます。

 

むかでと申します。何故むかでなのか。自分でも深く考えたことはないですが、何となくあのフォルムが好きなんです。

 

このブログには、新人司書として働く私が日々考えたこと学んだことを書いていこうかなぁ、と思っています。

今日はまず、どうして自分が司書になったのかを……

 

平成11年に東京に生まれた私は、小学生の頃から

学校があまり好きではありませんでした。

中学校では、夢中になれる吹奏楽部という居場所があったのも助けになりましたが、高校生の時、いよいよ学校に行かなくなってしまったんです。

初めて高校をずる休みした時、自然と図書館に足を運んでいました。

 

もともと子供の頃から読書体験は豊富で、家には沢山の絵本があり、小学校では図書館にあった『怪談レストラン』シリーズ(松谷みよ子さん責任編集)、『まじょ子』シリーズ(藤真知子さん)、

そして大好きな『ともだちは海のにおい』(工藤直子さん)。

などなど、好きな本を見つける、という体験もできました。

 

中学校では3年生の読書感想文に選んだ『ぼくのメジャースプーン』(辻村深月さん)をきっかけに読書にのめり込みました。

 

高校生のつらい時期に、私を支えてくれたのは、

こうした読書体験たちだったんですね。

 

どんなに真っ暗に思えても、本を読めばきっと答えが見つかる。

元気をくれる言葉がある。元気をくれる物語がある。

 

そう思えたのが、本当に大きかったなと思います。

 

同じような気持ちを持つ子は、いるのでしょうか。

子供に限らず、大人でも、自分の迷いや悩みが一体どこから来るのか、どうしたら良いのか、わからない人は沢山いると思います。

そんな人たちが、答えを見つけて前に進むきっかけを持てる。

 

そして、その手伝いを、本を通じてできたら最高だと思ったのが、

私が司書になったきっかけです。

自分の「好き」「なんで?」「嫌だな」「楽しいな」……

それぞれの気持ちを尊重できる環境を、図書館は作れる場所です。

 

まだまだ勉強中ですし、何をしたら良いのか自分でもわかりません。

いつか理想の図書館がつくれるかな。毎日頑張っていきたいですね。

 

長々と自己紹介(自分語り)をしてしまいました。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

むかで